はなももマラソン

更新を怠っている間に、ランニングに目覚めました。

詩史とのジョギングから端を発し、仲間に誘われて30km走の大会『30k』に出場することに。その為に一人のトレーニングを開始。何とか３時間30分を切ってゴールができました。そして……。

 

何と大それたことに、ハーフマラソンも未経験のままでフルマラソンへチャレンジ！

茨城県古河市で開催された『第３回サンスポはなももマラソン』に参加してきました。

できる限り毎日、数キロは走り、週末はできるだけ20キロを走り、遂に当日を迎えたのでした。

寝坊をしてしまいましたが、なんとか時間に間に合いスタート地点へ。
申告タイムが遅いので、後ろから２番目のグループ。スタートの号砲が聞こえても、なかなか進みません。スタートラインで記念撮影するなっての！

【スタート～5km】
ラインを超えても渋滞は相変わらず。自分のペースに持ち込めない。何とか自分のペースで走れる場所を探すべく「遅い人は抜く」「速い人には譲る」 を繰り返す。しかし、抜かれるとムキになって抜き返し、前に来るとペースダウンするアホがいやがって上手くいかない。イライラしながら序盤を走る。ずっと ペースが定まらない。余分な体力を使っている気がする……。沿道の応援がいっぱいで、それだけがストレス発散になった。一回目の給水は、前評判と違ってス ポーツドリンクがあった。歩きながらしっかりと飲み、再び走り出す。
（5km区間タイム　38分16秒）

【5km～10km】
イライラしながら最初の給水。事前の口コミではスポドリがないということだったので、自前のドリンクを持っていったのだが、ここではスポドリが用 意されていた。歩きながら飲み、再び走り出すと「空いてる」状態。やっと気持ち良いペースで走れるようになる。だが、スマホのアプリが知らせるラップタイ ムが速い。オーバーペースな気がして、少し抑え気味に。二度目の給水は10.2kmの場所。ここではバナナが用意されていた。２切れ程つまんで、スポドリ を探したが「水しかないよ～」と言われたんで水を飲み、持参のスポドリを飲む。持って来ておいて良かった。
（5km区間タイム　31分49秒）

【10km～15km】
相変わらず空いていて、自分のペースで走れる。周囲の景色はお店、工場、木の緑と変化はするものの、決して面白くはない。もうちょいいい景色だと 楽しいのになぁと思いながら走る。森が多いエリアだと、さすがに応援も少ない。でも誰もいないわけではないのが驚きだった。足も身体も軽い。良い感じ。 オーバーペースにだけ気を付けよう。
（5km区間タイム　32分52秒）

【15km～20km】
15.5km付近で給水。スポドリがあったので助かった。フラットなコース設定と言われているが、江戸川区に比べればアップダウンがある（笑）。 長い下りと上りが見えたので、ムキにならないように気を付けて走り出す。途中、体調不良のランナーがいて救急車がきていたのに驚く。自分がそうならぬよ う、家族の待つゴールに辿り着けるように気を引き締め直す。
18km付近の給水所には、何とギンビスのビスケット類が用意されていた。ギンビスの工場があるからだろう。「ボソボソして食いにくい」という人もいたようだが、水と一緒に美味しくいただいた。これからビスケットはギンビスだな（笑）。まだ大きな疲れは来ていない。順調。
（5km区間タイム）34分14秒

【20km～25km】
少し身体が疲れている感覚があり、左膝に痛みを覚える。だが足の運び方を変えたら痛みはほとんどなくなった。そこまで大きな問題はない。何度か練 習で経験しておいたのが効いたのだろう。23km付近の給水では、アメが用意されていた。普段はあんまり好まないが、糖質補給に一個。なめながら走るのは 苦手なようだ。呼吸がちょっと乱れ気味。失敗だったかなぁ？
（5km区間タイム　35分28秒）

【25km～30km】
この区間は前回の30km走でとても「辛かった」記憶のある距離。前回ほどではないが、やっぱり疲れが増してきた。足が重くなってきた。でも、前 回の30km走よりもタイム的には良いし、疲れの度合いも低い。練習の成果が出たんだなぁと実感。27km付近の給水所でも食べ物は何かあった気がする が、全く覚えてない（笑）。
（5km区間タイム　35分52秒）

【30km～35km】
フルマラソンには35kmに壁があるという。が！　僕にとっては32kmだった！　練習が足りないんだねぇ……。一気に足が重くなり、膝の痛みと 右親指の痛みが！　キッツイ！途中のセブンイレブンでは、ランナー向けにお茶のサービスが！　歩く回数を増やしたくはないので、そのまま素通りしたが、感 謝の気持ちは湧き出た。痛くて、苦しくて、給水以外で初めて歩いた……。これでゴールができるのだろうか？　沿道からの声援だけが僕を動かしてくれた気が する。
（5km区間タイム　39分48秒）

【35km～40km】
36km付近の給水所には、何とヤマザキの菓子パンが！　ミニシリーズのアンパン、チョコパン、クリームパンなど。うんまい！　パンはヤマザキだ な（笑）！　が、食べてもパワーは漲らない……。ここから39kmまでで考えたことは「帰りたい！」「バスは楽だろうなぁ」の２つのみ。またも歩いてしま う。１km走っては少し歩くていたらく。マジでゴールできる気がしなかった。39km地点でおじさんが「苦しい時こそ腕を振れ！」とプラカードで応援して くれた。さらに、別のおじさんから「ここまで来たんだろう？　いける！　自信を持って走れ！」と励ましを。この言葉と沿道の声援、そして待っている家族が本当にパワーになった。
（5km区間タイム　39分26秒）

【40km～42.195km】
39km地点から走って来て、40kmに到達した時に思い出す「詩史と優希音に無様な歩いている姿は見せたくない！」と。足の痛みが強かったが「壊れるなら壊れろ！」と開き直る。そして「いけると思ったらいけんだよ！」と。
ゴールのある中央運動公園に入ると、５時間までのカウントダウンが始まっていた。しまった！　５時間切りできる権利はあったんだ！　残念ながら、 世界記録を出しても間に合わない位置にいた。諦めて、ただひたすらに全力を出す。トラックを2/3周ほど走る中で家族を探す。いた！　よりによって、一番 アウト側に（笑）。タイムロスだがアウトに膨らみ、３人とタッチしてゴール！　自分の気持ちの弱さを感じつつ、応援は力になるんだと分かった気がした 42.195kmでした。

ちなみに、スタートライン通過で計測を始めたネットタイムでは、５時間を切ることができました。

タイム　5時間02分49秒
ネット　4時間56分59秒